居抜きの短所

居抜きMAX活用術

残念ながら居抜き物件はいいところばかりではありません。ちゃんと短所を理解してしっかりとした自分に合った居抜き物件を探し、選び出すことがとても重要となってきます。まず、基本的なこととして、前の事業者の置いていった備品ということは、簡単に言うと中古品です。

まれに、とても綺麗な状態で新品同様のものがある物件もありますが、多くは手入れや修理が必要な場合があります。その中古品も修理に莫大な費用がかかり、新品購入と変わらない額を請求される機器なども多くありますので、特に見極めが必要です。いらないから処分しようとしても、処分自体に費用がかかり、せっかくの居抜き物件なのにあまり意味の無かったということにならないように注意しましょう。また、たまにある事例として、おいてある備品がリースであった場合です。これは、契約を書き換えるか。引き取ってもらうかなど手続きがとても増えます。しっかりとリースのものがあるの無いのかは、はっきりと見極めないと後でリース料を請求されたりする場合もあるので注意が必要です。

せっかくのお得で自分の業態に合った居抜き物件を見つけたわけですので、予想もしなかったところで出費が続くということの無いように、しっかりと確認を怠らないようにして、最後自分を守れるのは、自分だけだということをしっかり理解して開業していきましょう。