居抜き物件の意外な落とし穴

居抜きMAX活用術

初期コストが抑えられる居抜き物件の場合、中古物件ですので新築ではありませんので、もちろん老朽化といったデメリットがあります。そして前に入っていた店舗が何かしらの問題を起こして撤退したという場合にはその前の店舗の悪い評判をそのまま引きずってしまうのです。

ですがこれらは以前の店舗についてよく調べれば回避できることであり、例えば立地がそもそもその業種に向いていなかったという場合は同じ業種であればあえて避けることで今後の赤字を回避することもできますし、何かしら問題を起こしたということであればなおさら調べやすいでしょう。問題を起こしたとしても前の常連はその場所を利用したいという人も少なからずいたり、むしろ問題が起きたからこそ来るお客様も中にはいらっしゃいます。居抜き物件のデメリットは必ずしもついてくるものではなく、調査や努力によっては十分回避ができるので事前調査をしっかりとこなしましょう。老朽化トラブルというものは前の店舗が問題を起こした起こさないにかかわらず回復するのには費用が掛かってしまいます。

表からみて綺麗でも、壁の向こうが老朽化していたということは中古物件でもよくある落とし穴です。現在営業はしているが近々閉店するので明け渡したいという物件はそう悪くはないでしょう。ですが数か月空いた物件で設備がそのままの場合、空いている期間に問題が発生することもあるので契約前にしっかりと確認しましょう。